2024年3月16日に北陸新幹線 敦賀駅が開通しますね！
それにより、今までサンダーバード&新幹線で大阪⇄富山を行き来していた際の料金や時間はどう変わるのでしょうか？
富山県出身、大阪住みのはるゆうが本気で調べてみました！
現在（3月17日まで）の料金と時間は？
敦賀開通までの大阪⇄富山の時間は以下の通りです。
富山〜金沢（23分） 金沢〜大阪（2時間48分）→乗車時間（3時間11分）
金沢駅での乗り換え時間が10分〜1時間と幅があるので、ざっくりとですが
大阪⇄富山は3時間半〜4時間くらいです。
実際にドアtoドアで考えると4時間半くらいかかるのよね…。
また、料金に関しては、通常期・片道で…
基本料金は自由席（サンダーバード＋新幹線）→ 8,800円となります。
内訳は、
乗車券代（運賃） 5,720円
特急券（自由席） サンダーバード：1,210円＋新幹線：1,870円 → 3,080円
となっていますね。
その他料金に関しては下記の通り。
自由席（サンダーバード＋あいの風とやま鉄道）→ 8,550円（時間は30分プラス）
サンダーバード指定席＋新幹線自由席 → 9,060円（+260円）
サンダーバード自由席＋新幹線指定席 → 9,330円（+530円）
指定席（サンダーバード＋新幹線）→ 9,590円（+790円）（確実に座りたい時）
グリーン席（サンダーバード＋新幹線）→ 14,290円（+4,190円+1,300円）
ちなみに指定席の料金は、電車の利用・混み具合によって変わることがあり、繁忙期＋200円、最繁忙期＋600円、閑散期－300円となっています。
最繁忙期は利用者の多いGW・お盆・年末年始で、具体的には2023年であれば4月28日から5月7日、8月10・11・13・16日、12月29日・30日、2024年1月3日・4日が当てはまりました。
自由席特急料金は通年同額です。
敦賀開通後は料金と時間はどうなる？
北陸新幹線敦賀開業後の時間はどう変わるのでしょうか？
まず、大阪・富山間の所要時間は約30分短縮（現行： 最速３時間11分⇒敦賀開業後：約２時間40分）とされる見込みです。
その後の大阪延伸により、約90分 短縮（新大阪開業後：約１時間40分）されます。
大阪まで開通となるとあと20年かかるとは言われているけど…
1時間40分程で着くことができたら夢のようだね！！
料金に関しては当然のように上がりますが、実際どのくらい上がるのでしょうか？
JR西日本が発表した運賃表を調べてみました。
開業前は以下の通りです。
自由席（サンダーバード＋新幹線）→ 8,800円に対し、
指定席（サンダーバード＋新幹線）→ 9,590円（+790円）
そして開業後の指定席料金は、10,290円と700円の料金アップ！！
自由席は公開されていませんが、指定席料金1列車分（※）の530円を差し引いて
自由席（サンダーバード＋新幹線）→ 9,760円
と、現状プラス960円になるのではないでしょうか。
※後の金沢⇄大阪の料金で説明しますが、敦賀開通による【割引】が適用されています。
また、JR西日本は3月16日の敦賀開通よりサンダーバードの自由席を廃止し、全て指定席での予約を実施しています。
時間が29分短縮されるのはいいけど、料金が1000円近く上がるのは帰省組としてはちょっと痛いね。
とはいえ、金沢⇄大阪を新幹線と在来線特急で乗り継いだ場合、運賃と指定席の特急料金の合計は9,410円となります。
これは、 現在（開業前）の特急「サンダーバード」を利用した場合の7,790円と比べて1,620円高くなる計算です。
内容を細かくみていくと特急料金が1台分から2台分となるため、合計金額が上がります。
開業前（指定席特急料金）
自由席特急料金＋座席指定料金相当額＋運賃
2,420円＋530円→2,950円
乗車券代（運賃）→ 4,840円であることは変わらないため、こちらはそのまま含めずに計算します。（合計は 2,950円＋4,840円＝7,790円 となります）
開業後（指定席特急料金）
【割引】新幹線自由席特急料金＋【割引】在来線自由席特急料金＋【1台分】座席指定料
2,370円＋1,670円＋530円→4,570円
乗車券代（運賃）を含め、合計は 4,570円＋4,840円＝9,410円 となります。
開業後は特急料金が2台とも割引価格にはなっているようです。
また、座席指定料も「２列車利用であっても１列車分の座席指定料金相当額を収受(※)」としていますが、やはりなかなか減額とまではいきませんね。
従って特急料金の差額が1,620円、つまり金沢⇄大阪は1,620円アップとなります。
ちなみに指定席を選択の際、閑散期は 200 円引き、繁忙期は 200 円増し、最繁忙期は 400 円増しとなるところは開業前と変わりません。
富山⇄大阪間を安く移動するには？
最も大阪⇄富山の移動を安く済ませるのであれば、バスが有効です。
大阪（梅田）⇄富山駅で7,000円で行くことが可能です。
ただし、5時間40分ほどかかりますし、1日昼と夜行の2本程しかありません…。
正直、現在（開業前）は時間を使って1800円程とさほど変わらないため電車で移動する方がタイパ的にはよかったと思います。
しかし、敦賀開通により電車賃がさらに1000円以上変わってくるのであればバスの選択肢も今後検討が必要になるかもしれませんね。
ＪＲ西は敦賀開業に合わせ、現在の新幹線と在来線特急の乗り継ぎ割引を廃止したり、敦賀駅で乗り継ぐ場合は利用激変緩和措置として独自の割引を適用するなどを検討しているようなので、割引金額によっては現状言われているほどの値上げは無くなる可能性もあります。
また新たな情報が入りましたら、更新していきたいと思います！
まとめ
2024年3月16日に北陸新幹線 敦賀駅が開通します！
●現在（開業前）の大阪⇄富山は3時間半〜4時間くらいで、8,800円ほど。
●開業後の大阪⇄富山は2時間40分〜3時間くらいで30分短縮の予想だが、料金は700円上がる見込み。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました！
