はじめに:ブラックフライデーを「浪費の日」にしないために
11月の終わりになると、あちこちで目に入ってくる「ブラックフライデー」の文字。
家電量販店、ショッピングモール、ECサイト……どこを見ても“最大○○%OFF”の文字が並びます。
ただ、節約や資産運用を意識している20〜30代の夫婦・家族にとって、
ブラックフライデーは「安いから買う日」ではなく「家計と将来に効くものだけを安く仕入れる日」にしたいところですよね。
- 「セールだから」と勢いで買ったけど、結局ほとんど使わなかった
- サブスクを増やしすぎて、翌月以降の固定費がじわじわ重くなった
- “お得そう”という理由だけで買って、振り返るとただの衝動買いだった
…こんな経験がある方も多いはずです。
そこで今回は、
「節約・資産運用・自己投資に前向きな20〜30代夫婦・家族」
に絞って、
- ブラックフライデーで本当に買ってよかったもの
- 節約・時間・学びの観点から見た「正解アイテム」
- 来年のブラックフライデーをもっと有効活用するための考え方
をまとめていきます。
節約・資産形成目線で見た「いい買い物」の条件

まず最初に、この記事でいう「本当に買ってよかったもの」の基準をはっきりさせておきます。
① 支出を下げる or 将来の支出を減らす
- 日用品や食料品のまとめ買いで、1つあたりの単価を下げられる
- ポイント還元やクーポンを組み合わせて、実質的な家計負担を減らせる
こういった、「支出を下げる力」があるものは、節約・資産形成と非常に相性がいいです。
② 時間を生み出してくれる
共働き夫婦や子育て中の家庭にとっては、
「お金」だけでなく「時間」も超重要な資源です。
- 家事の時間を減らしてくれる時短家電
- 作業効率を上げてくれるガジェット
これらは浮いた時間を“勉強・副業・休息”に回せるという意味で、
長期的にはお金以上のリターンにつながる可能性があります。
③ 自己投資になり、稼ぐ力・学ぶ力が上がる
- 投資やお金の勉強につながる本・講座
- 資格やスキルアップのための教材・サービス
- 子どもの学びや好奇心を広げる知育アイテム
こういったものは**「消費というより投資」**に近く、
節約・資産運用を志向する家庭ほど、ブラックフライデーで狙いたいジャンルです。
買ってよかったもの①:定番なのに効果が大きい「日用品・食品のまとめ買い」

最初に紹介したいのが、日用品・食品のまとめ買いです。
派手さはありませんが、節約目線ではここがいちばん効きます^^。
どんなものがブラックフライデー向きか
- トイレットペーパー・ティッシュ・キッチンペーパー
- 洗濯洗剤・柔軟剤・食器用洗剤・掃除用品
- 歯磨き粉・シャンプー・ボディソープなどの消耗品
- 無洗米・パスタ・レトルト食品・缶詰・冷凍食品
- ミネラルウォーター・炭酸水・コーヒー・お茶
「必ず使うと分かっているもの」を、
「賞味期限・保管スペースを考えた上での量」だけ買う。
これが鉄則です。
具体的なメリット
たとえば、
いつも1パック500円で買っている日用品が、ブラックフライデーで20%オフの400円になっていたとします。
- 1パックあたりの差額:500円 − 400円 = 100円
- これを6パックまとめ買い:100円 × 6 = 600円の節約
1つ1つは小さく見えても、
「いつも買うもの」×「まとめ買い」を組み合わせると、
年間ではかなりの差になります。
小さな注意点
- 安いからといって、使い切れない量を買わない
- 収納スペースを圧迫しないよう、置き場所を決めてから買う
- 普段全く買わないブランドを大量買いして、肌に合わない…という失敗を避ける
この3つだけ意識しておけば、日用品のまとめ買いはほぼ“勝ち確”な戦略です。
購入者の声
「洗剤・柔軟剤・トイレットペーパーなど、半年分くらいをブラックフライデーでまとめ買いしました。ドラッグストアに行く回数が減って、地味に時短にもなっています。」(30代前半・共働き夫婦)
「子どもの好きなジュースやお菓子を、セールのときに箱買いしておくようにしたら、『今日のおやつどうしよう?』という悩みがかなり減りました。」(30代後半・子育て家庭)
買ってよかったもの②:家計管理と資産運用をラクにする「ツールと本」

節約・資産形成を真剣に考えている家庭ほど、
ブラックフライデーを「お金の勉強を前に進めるタイミング」として活用するのもおすすめです。
家計管理系の“ちょっと良いもの”
- 有料の家計簿アプリやマネーツールのプランアップ
- 家計簿用のノートや手帳、ペンなど「続けたくなる文房具」
- 家計や投資の情報を整理するためのファイル・ボックス
「紙とペンでも家計簿はつけられる」と言われますが、
続けやすさ・見やすさはモチベーションに直結します。
“どうせ毎日見るもの”だからこそ、
少しだけ質の良いものをセールで導入しておくと、
結果的に長く続きやすくなります。
投資・お金の勉強に関する本・教材
- NISAや投資信託、インデックス投資に関する入門書
- お金の基本(税金・社会保険・年金など)を学べる本
- 副業・スキルアップに関する教材やオンライン講座
これらはブラックフライデーで電子書籍やオンラインコースが割引になることも多く、
「いつか読みたい・学びたい」を前に進めるチャンスです。
購入者の声
「NISAや長期投資についての本を、ブラックフライデーで数冊まとめ買いしました。おかげで“なんとなく怖い”から“仕組みを理解した上で始められる”に変わりました。」(20代後半・DINKs)
「家計簿アプリの有料プランがセールになっていたので切り替えました。クレジットカードや電子マネーの自動連携が増えて、家計管理にかかる時間がかなり減りました。」(30代前半・共働き)
買ってよかったもの③:時間を生み出す「時短家電・ガジェット」
節約・資産運用を意識している夫婦・家族にとって、
“時間を増やしてくれる買い物”は、最強クラスの投資です。
代表的な時短家電・ガジェット
- 食洗機
- ドラム式洗濯乾燥機
- ロボット掃除機
- コードレス掃除機
- 高速で湯沸かしできる電気ケトル
- 在宅ワーク環境を整えるモニター・キーボードなど
導入にはそれなりの金額がかかるものも多いですが、
ブラックフライデーでは大型家電も値引き対象になりやすいので、
「いつか買おうと思っていたもの」を検討するベストタイミングと言えます。
時短効果を“時間の利回り”で見る
たとえば、
食器洗いに毎日20分かかっていたのが、食洗機を導入して5分になったとします。
1日あたり15分の時短。
- 15分 × 365日 = 5,475分
- 5,475分 ÷ 60分 = 約91時間/年
年間で約90時間が浮く計算になります。
この時間を、
- お金の勉強
- 副業の作業
- 子どもとの時間
- 睡眠や休息
に回せると考えると、
「時短家電=時間を生む投資」としての価値が見えてきます。
購入者の声
「ブラックフライデーでロボット掃除機を買いました。毎日フルで掃除機をかけるわけではないけれど、『気づいたら床がきれいになっている』状態は想像以上に快適です。夜に自分の勉強に使える時間が増えました。」(30代・子ども1人)
「在宅勤務用にモニターとキーボードをセールで揃えました。作業効率が上がって、残業が減り、結果的に子どもと過ごす時間が増えたのがいちばんの“リターン”だと思っています。」(30代前半・共働き)
買ってよかったもの④:子どもの学び&家族のコミュニケーションを増やす「知育・趣味」

節約・資産運用を考えると、
どうしても「支出を減らす」という話に偏りがちですが、
子どもの学びや家族の時間を豊かにしてくれるものも、
長期的な“投資”として見れば十分価値があります。
ブラックフライデーと相性のいい知育・趣味系
- 知育ブロック・パズル・ボードゲーム
- 絵本セット・図鑑・児童書
- 家族みんなで遊べるカードゲーム
- 子ども向けオンライン教材、英会話のトライアルプラン など
ポイントは、
「モノそのもの」ではなく「それを通じて生まれる時間」に価値を見ることです。
家族時間を増やす“仕掛け”にもなる
ボードゲームやカードゲームのようなアイテムは、
- テレビやスマホから一旦離れて
- テーブルを囲んで
- 会話をしながら遊ぶ時間
を自然と増やしてくれます。
これは親子関係だけでなく、
夫婦のコミュニケーションにとっても大きなプラスです。
購入者の声
「ブラックフライデーで家族向けボードゲームをいくつか購入しました。休日に『今日はどれで遊ぶ?』と子どもがワクワクしている姿を見ると、買ってよかったなと感じます。」(30代後半・子ども2人)
「子どもの興味に合わせて図鑑と絵本のセットをブラックフライデーで揃えました。寝る前の“読み聞かせタイム”が、親子ともに楽しみな時間になっています。」(20代後半・子育て家庭)
「あえて買わなかったもの」「買って失敗しがちなもの」

逆に、節約・資産形成を意識する夫婦・家族にとって、
ブラックフライデーでも慎重になりたいものもあります。
流行りの高額ガジェット(使い道がぼんやりしているもの)
- 「なんとなく話題だから」
- 「SNSでみんな買っているから」
という理由だけで高額ガジェットを買うと、
使用頻度が低く“高いオブジェ”になりがちです。
- 具体的にどんなシーンで使うか
- 今ある環境のどの不満を解消してくれるか
を言語化できるものだけに絞るのが安心です。
長期契約・サブスク系の「とりあえず加入」
ブラックフライデーでは、
動画配信サービスやソフトウェア、オンライン講座などのサブスク系もお得になりますが、
- 無料期間のあとに自動課金される
- 使わなくなっても解約し忘れやすい
という落とし穴もあります。
「3ヶ月後の自分もちゃんと使っているか?」をイメージし、
自信が持てない場合は一度立ち止まるのがおすすめです。
安さだけで選んだ“大物”
- 合わないソファやマットレス
- 生活スタイルにフィットしない大型家具・家電
こうした“大物”は、買い替えたくなっても簡単には処分できないため、
ブラックフライデーだからといって勢いで決めるのは危険です。
来年のブラックフライデーをもっと有効活用するための準備
最後に、来年以降のブラックフライデーを「資産形成に効くイベント」にするための準備方法をまとめます。
① 欲しいものリストを「カテゴリ別」に作っておく
- 日用品・食品(必ず使うもの)
- 時短家電・ガジェット(時間を生むもの)
- 勉強・自己投資(本・講座・ツール)
- 子ども・家族向け(知育・ホビー)
この4カテゴリでリストを作り、
“今すぐではなく、セールを待つ候補”をメモしておきます。
② 事前に「定価」と「普段の底値」を把握する
ブラックフライデーだからといって、
すべてが本当に安いとは限りません。
- 普段の価格
- 他のセール時(タイムセール、季節セールなど)の価格
をなんとなくでも知っておくと、
「これは本当にお得かどうか」を冷静に判断しやすくなります。
③ 使えるポイント・支払い手段を整理しておく
- クレジットカードのポイント倍付け日
- ECサイトのポイントキャンペーン
- 還元率の高い決済方法
などを組み合わせると、
割引+ポイント還元で実質的な節約効果がさらにアップします。
④ セール後に「振り返りメモ」を残す
ブラックフライデーが終わったら、
- 本当に買ってよかったもの
- いらなかったかも…と感じたもの
- 来年に回してよかったもの
を簡単にメモしておきましょう。
翌年のブラックフライデー前にそれを見返すだけで、
**衝動買いをかなり防げる“自分専用マニュアル”**になります。
まとめ:お金・時間・学びが増える買い物だけを選ぶ
ブラックフライデーは、
ただ単に「モノを安く買うイベント」ではなく、
家計・時間・学びを整える“年に一度のチャンス”でもあります。
- 日用品・食品のまとめ買いで、日々の支出と買い物の手間を減らす
- 時短家電・ガジェットで、勉強や副業に充てられる時間を増やす
- 本や教材・知育アイテムで、自分と家族の“稼ぐ力・学ぶ力”に投資する
こうした視点でアイテムを選べば、
ブラックフライデーは「浪費の口実」ではなく、
“未来の自分たちを楽にするイベント”に変わります。
節約や資産運用に前向きな20〜30代夫婦・家族だからこそ、
来年のブラックフライデーでは、
ぜひ「お金・時間・学びが増えるかどうか」を基準に、
“本当に買ってよかったもの”だけを賢く選んでみてください。
