淡路島より小さな国家アンドラ公国には、秘境と呼ばれる世界遺産「マドリウ・パラフィタ・クラロー渓谷(Madriu-Perafita-Claror Valley)」があります。
自然の中で暮らす文化的な景観が2004年世界遺産の登録になりました。
今回はそこへ行くための日数や予算をまとめてました。
マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷とは?
フランスとスペインとの国境をなすピレネー山脈東部の谷間にある小独立国アンドラ公国。
マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷は、アンドラの南部、アンカム、アンドラ・ラ・ベリャ、サン・ジュリア・デ・ロリア、エスカルデス=エンゴルダニの4つのパロキアにまたがっており、国土面積の9パーセント(4,247ヘクタール)を占めている。
岩山や氷河、森林、湖といったピレネー山脈の自然の中に、集落や牧草地、山小屋、鉄の精錬所跡などが点在しており、700年以上にわたって山岳地域の人々が営んできた生活の文化的景観を世界遺産としたものである。
地図
アンドラ公国はフランスとスペインの国境にあるピレネー山脈の谷間に位置しています。
行き方
マドリウ渓谷のツアーを扱っている旅行会社は極めて少ないでしょう。
あったとしても団体旅行は融通が利かないので、自分が行きたい観光地が入っているかどうか次第です。
できれば希望に応じたプランを個人旅行として組んで手配してくれる旅行会社を見つけることがお勧めです。
まずは、見どころを上手くカバーしたいくつかのツアーのモデルコースを揃えて個人旅行を催行している旅行会社で探すのが得策です。
予算
行き方は航空便→車となります。車は現地または日本の旅行会社に問い合わせて車をチャーターしてもらいましょう。
航空便は成田スタートで調べてみました。(2023年6月現在)
・バルセロナ行きで片道16万前後〜26万ほどかかります。
そしてそこから車でしか進めないのでバルセロナ市内から車をチャーターしましょう。
金額は人数や滞在日数にもよりますが、日帰りでしたらプラス5〜6万程は必要でしょう。
・トゥールーズ経由であれば片道21万前後〜28万ほどかかります。
こちらも車でしか進めないのでトゥールーズ市内から車をチャーターしましょう。
こちらも日帰りでしたらプラス5〜6万で行くことができます。
日数
大体丸1日〜1日半かけて向かうことになります。
・バルセロナまでが経由地滞在時間も含めて約17〜20時間
そして車ではトゥールーズ市内から3時間弱で到着します。
・トゥールーズまでが、経由時滞在時間も含めて19〜21時間程
そして車ではトゥールーズ市内から4時間弱で到着します。
まとめ
アンデラ公国の世界遺産マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷についてご紹介しました。雄大な自然の中にある世界遺産のため、交通のアクセスは大変ですが、当時の生活や美しい景観を見ることができます。ぜひ訪れてみてくださいね。
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