1990年代にブレイクし人気絶頂中に姿を消したお笑いコンビ「松本ハウス」
ボケ担当のハウス加賀谷さんが統語失調症になったためにコンビとしては10年間活動を休止
2009年にコンビを再開しているハウス加賀谷さんですが、現在はどうされているのでしょうか?
今回は統合失調症を発症した時点から現在までについて調査してみました!
ハウス加賀谷さんのプロフィール
ハウス加賀谷
本名:加賀谷潤
生年月日:1974年2月26日
出身:東京都中野区
所属:元大川興業、サンミュージックプロダクション
血液型:O型
活動:お笑い芸人
ハウス加賀谷さんは高学歴で偏差値76の麻布高校
ハウス加賀谷さんは麻布高校に進学しています。
麻布高校は中高一貫教育校で、「開成」「武蔵」と並んで御三家と称される程の名門校です。
麻布高校の偏差値は76を誇り、並大抵の努力では入学することが出来ない学校となっています。
ちなみにこの後に出てくる発症した時のエピソードで女子生徒が出てくるのですが、麻布中学校は男子校となるので中学校は共学の別の中学である可能性が高いようです。
ハウス加賀谷さんが統合失調症を発症したのはいつ?原因は?
ハウス加賀谷さんは中学時代に統合失調症を発症してしまい、高校時には幻覚に悩まされるほど症状が悪化してしまいました。
ハウス加賀谷さんは小学3年生の時から受験勉強を始めています。
そして、中学校2年生の時に受験のストレスなどから統合失調症を発症しています。
当時は統合失調症という病名ではなく、幻聴や自己臭恐怖症という病名だったようです。
中学校の教室で、自身の後ろの女子生徒不機嫌そうに下敷きで仰いでいるところを加賀谷さんは目撃しました。
教室で下敷きを仰ぐなんてことは日常茶飯事のはずですが、この時加賀谷さんは「自分が臭くて仰いでいるのかも」と思ってしまいました。
それ以降は、「加賀谷、臭い」という幻聴が聞こえるようになり、自己臭恐怖症を発症してしまいます。
背後から幻覚が聞こえないように、教室の壁に背をつけて移動したり、わきの皮膚を手術で剝がしたということもあったと著書の中で語っています。
受験勉強のストレスで発症したとのことですが、要因はそれだけではなかったようです。
ハウス加賀谷さんのご両親は教育に厳しかった?
ハウス加賀谷さんは、裕福できちんとした家庭で育った一人っ子です。
父親は大企業の社員(大手新聞社との情報)でした。母親はしつけに厳しく、ハウス加賀谷さんは常に母親の顔色を窺って育ったと言います。
そして、中学受験のために小学校3年生から塾に通うことになり、そこでストレスを感じ始めます。
また、父親は酒癖が悪く酒乱でした。子供の頃は父親との関係がうまくいっていなかったようで、そのことにもストレスを感じていました。
父親がウニみたいな人で、気が小さいんですが、針がバっと広がって周りのものをみんな傷つけるんですよ。
引用:「統合失調症」と「自殺」のあいだに――『統合失調症がやってきた』×『自殺』トークイベント
父親が酒乱で、関係性が上手くいかず、さらに受験のストレスにもさらされたことが、統合失調症の素地を作ったのかもしれませんね。
ハウス加賀谷さんは統合失調症が原因で中退している
高校に進学したものの、ハウス加賀谷さんの統合失調症の症状は悪化したそうです。
そして、グループホームで治療に専念するために、麻布高校を中退しました。
その結果、16歳でグループホームに入所することになります。
グループホームとは、障害者総合支援法の共同生活援助という事業で、知的障がい者や精神障害をお持ちの方が入居することができ、日常生活の支援をおこなってくれる居住支援施設です。
そこで、同じような病気を抱えた人と一緒にスタッフに支えられながら、治療に専念する生活を約1年間送りました。
お笑い芸人として活動
グループホームから出た後、ハウス加賀谷さんは芸人を志して、大川興業に入ったそうです。
松本キックさんと「松本ハウス」というコンビを組んで、1991年から活動を開始します。
松本キックさんとはもともと知り合いだったわけではなく、大川興業に入ってから知り合いました。
体が大きく、暴れ出すこともあったハウス加賀谷さんをコントロールできたのは、格闘技を得意としていた松本キックさんだけだった、という理由から、2人はコンビを組んでいます。
天然で独特&奇想天外なキャラクターで、「か・が・や でぇぇぇぇぇぇす!」が持ちネタのハウス加賀谷さん。
比較的早く売れて、超人気番組だった「ボキャブラ天国」や「電波少年」に出演するようになりました。
しかし、人気が出て多忙な日々を送ることで、再びストレスが溜まるように…。
さらに、自分自身が統合失調症であるという事実を受け入れられず、薬の量を自己判断で調節するようになります。
これにより、ハウス加賀谷さんの病状は悪化。
松本キックさんは、ハウス加賀谷さんが自殺するかもしれないと思い、深夜にFAXで「簡単なことはするな。それはつまらないから」と送って、自殺を思いとどまらせたこともありました。
ギリギリの状態でハウス加賀谷さんは芸能活動を続けていたものの、ついに限界を迎えて、1999年に芸能活動を休止することになりました。
ハウス加賀谷さんは10年を経て活動復帰している
ハウス加賀谷さんの現在の体調は、4週間に1回病院に通院はしていますが、自分に合った薬が見つかったらしく落ち着いているようです。
ただこの病気は完治はしないとインタビューの中で語っています。
「治った、というわけではないんですよ。統合失調症は完治ということがないんです。復活したあとも、今から3~4年前に大きく体調を崩して、1年に4回入退院を繰り返したことがありました。今も薬を飲んでいます。」
引用元:Youtube「たかまつななチャンネル」
病気で、活動休止している間もずっと“もう一度漫才をやりたい”という思いがあり、復帰してからも漫才をやっていきたいという思いは強くもっているようです!
現在は
・10年ぶりにライブハウスで活動している
・Youtubeチャンネルなどで発信をしている
など、精力的に活動を行なっています!
参考出典
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