結局アウトプットが大事って話

スポンサーリンク

こんにちは!

今日は精神科医の樺沢紫苑先生がかいた「記憶脳」という本について感想を載せていきたいと思います。

記憶脳
記憶ポテンシャル、無限化。 “記憶の概念”が根底から変わる本。 脳の仕組みから精神科医がひもといた「新時代の記憶術」。 情報は「脳に蓄える」より、「外化(自分の外側に記録)」することで 記憶のポテンシャルは無限に広がる! 脳の仕組みを研究した精神科医が、 AI時代の新しい記憶術について伝授します。 試験勉強、うっかりミ...

「記憶脳」著 樺沢紫苑(サンマーク出版)

率直な感想

結論から言うと結構面白かった。

記憶術とか暗記法の類の本はこれまでに何冊も読んできて重複する点も多かったけど、

だからこそ「自分が活用するならこれかな…」みたいに具体的な活用方法を考えながら読み進められた。

活用できそうな部分を一部ピックアップ

メモがてらだけど、以下を読むことで本に書かれている内容の使えそうなエッセンスは

得られるのではないかと思う。

よかったら参考までに。

まず前提として・・・

記憶には3つのプロセスがある

記銘(コード化)はインプットのこと。

保持(貯蔵)は脳内のメモリに保存している状態のこと。

想起(検索)はアウトプットのこと。

実は、この本は2016年に発売された「覚えない記憶術」の改訂版。

8年前の本にも関わらずChatGPTが普及し始めている今、身につけておきたい「記憶術」について言及している。

メモはどこにする?

みなさんはメモをどこにしていますか?

メモといえば紙にする、という人もいるし

最近ではデジタル化も進んでいるのでスマホやPCにするという方もいるかもしれない。

樺沢先生は次のように使い分けをおこなっている。

紙に書く場合は「今日中に処理すべき案件」。

つまり、書いて捨てる(処理する)ことができる紙はすぐに処理することに対して活用する。

一方デジタルはどういった時に使うのか?

持ち運びが簡単なスマホで確認ができるデジタルメモは、「日をまたぐ案件」「数日後に確認を要するアイディア」に使用する。

他にもデジタルメモというと、デスクトップの付箋、OutlookのTODOリストなどもある。

これらも翌日以降PCを開いた時に確認するものである。

紙メモとデジタルメモを使い分け、整理・分類しておくといい。

ノートの活用で、内容も一瞬の感動も忘れない!「殴り書き記憶術」

何年も前に見た映画の内容やセリフをなぜ詳しく覚えていられるのか?

それは映画を見たら感想や映画批評をノートへ殴り書きしており、その後にFacebookやブログ、Xやメルマガに投稿しているから。

大事なことは、忘れないうちに思いつくことの全てを文字として書き出すこと。

文字の綺麗さよりもスピードが優先。

2時間の映画について、A4用紙で2枚ほどになる。時間が経つと1枚にもならない…。

意味記憶よりもエピソード記憶!「語呂合わせ」「5W1H記憶術」

ストーリーに必要な要素は「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって」したか?

これをSNSに投稿することで覚えていくことで記憶が定着しやすくなる。

何かを体験したら「とりあえず人に感想を話す」

ここでもエピソードとして5W1Hが必要になってくるので、覚えやすい。

さらに最高の記憶術としては

「人に教えるつもり勉強法・家庭教師記憶術」

人に教える際には、「理解」「整理」「記憶」「反復」全てのステップを踏める。つまり、

「ストーリー化」「理解度のチェック」「知識の整理」「復習と反復」ができる最強の方法!

グループを作って教え合いながら覚える「勉強会記憶術」

こちらはさらに「人に教えるつもり勉強法」の発展版

勉強会では、国家試験の過去問を解き、あらかじめ5問ごとに自分が解説する問題が割り振られ、他のメンバーの前でその問題の解き方、考え方を解説する。

「記憶力」にも使えるし、「考える力」が必要になる問題にも有効

味や感情も言葉にすることで記憶に残る

全ては言葉にすることで認識し、記憶に残すことができる。

教科書や参考書がある物に関しては、まず全体を俯瞰する「富士山記憶術」

一度全体像を把握するために、興味のあるところだけでも飛ばし読みする。

ビジネス書も最初から読むのではなく、目次を頼りにパラパラと面白そうなところを読む。

まず全体の構成を把握し、それから細部を読んで深めていく。

試験に出るところがわかれば誰でも正答できる「過去問研究記憶術」

短時間で効率よく学ぶには、まず出題される問題の傾向を掴む。

過去問が先、参考書は出た問題をマーカーしていく。

脳を最高のパフォーマンスで活用する「時間帯別勉強法」

午前中は「理解」や「整理」の勉強に時間を割り振り、夜は「記憶」と「反復」の勉強をする。

脳内記憶にこだわらない「記憶外化戦略」

SNSやインターネット上に【記録】することで膨大な量の情報・記憶を索引することができる。

特に自身の「体験」やそこから得られる「気づき」は検索結果には出てこないため

【必ず】【すぐに】記録する必要がある。そうすることで爆発的な自己成長を引き起こせる。

SNSを上手に活用して、記憶、記録残す「ソーシャル日記記憶術」

ポジティブ(楽しいこと、面白いこと)で気づきのある日記を書くだけでみんなも自分も幸せになる!

視覚情報を用いると圧倒的に記憶に残る「画像投稿記憶術」

写真、絵、イラスト、図などの【視覚情報】は文字だけよりも6倍以上記憶に残りやすい!

TODOリストは朝イチに書き出して、完了したら「消す」が大事!!

TODOリストは「夜書く派」と「朝書く派」で半々くらいのようだが、樺沢先生的には

寝る前に明日のことを考えるのは睡眠に悪影響、とのことで朝イチに書き出すことを推奨している。

そして消すことによって達成感が得られ、次のモチベーションにつながるとも。

インプットとアウトプットの比率は7:3

大事なのは自己成長を加速すること。いくらインプットを多くしても自己成長につながらない、アウトプットができていないのであればインプットを減らしてアウトプットに費やすべし!!

情報受信者から情報発信者へ。

検索する人と検索される人。

お金を払う人とお金をもらう人。

がいる中でどちらになりたいか??

情報発信は数が全てではない。

人の役に立つ発信(アウトプット)をすれば猛烈に自己成長できるし、人から感謝されるようになる

そういうお話でした!

まとめ

そういうわけで、インプットばかりになっている人はSNSやブログを利用して少しでもアウトプットできるように頑張っていきましょうという感じです!

簡単ですが今回はこれにて。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました